透析治療

透析フットケア

当院では、2003年より透析患者さんに対するフットケアをおこなっています。
スローガン:「足に小さな傷も作らない!足を大切にしましょう!」

透析フットケア

透析患者さんの動脈硬化の危険因子には、一般人の動脈硬化危険因子(高血圧症,脂質異常,糖尿病,喫煙など)に加え、透析患者さん特有の危険因子(貧血,低栄養,ミネラル代謝異常など)が関与しており、高率に発症することが知られています。 透析患者さんの末梢動脈疾患(peripheral arterial disease:PAD)は、下肢の閉塞性動脈硬化症(arteriosclerosisobliterans:ASO)と閉塞性血栓血管炎(Burger病,thromboangitis obliterans:TAO)に分けられますが、ASOの頻度が圧倒的に高くなっています。そして、ASOが重症化した患者さんほど、予後が悪いことが報告されています。(図1)重症PAD患者さんの予後は、大腸癌患者さんと同様に悪いことも報告されています。(図2)

footcare
図1:ASO患者の生存率

footcare_02
図2:癌と比較した重症PADの5年死亡率

当院では、透析患者さんのPADを予防するとともに早期発見して治療を行うために、スクリーニング検査として、足関節―上腕収縮期血圧比(ankle-brachialsystolic pressure index:ABI)測定を血圧脈波検査装置(VaSera フクダ電子 図3)で行います。

footcare_03
図3:足関節―上腕収縮期血圧比
(ankle-brachialsystolic pressure index:ABI)測定

PADと診断されれば、重症度をFontaine分類によって判定して適切な治療を行っています。 必要に応じて、病診連携によりすみやかに、山梨大学医学部付属病院心臓血管外科などの総合病院で検査治療を受けていただくようご紹介いたします。 こうした、一連の下肢血管管理を透析室において行うために、当院では看護師フットケアワーキンググループを組織しています。当院ホームページ看護部のフットケアワーキンググループもご参照ください。

footcare_04
超音波画像診断装置プロサウンドα7(日立製作所)

footcare_05 血圧脈波検査装置 VS-1500Aシリーズ(フクダ電子)

ページの先頭へ戻る